不眠症における入眠困難改善薬ロゼレムの承認を了承(医療介護CBニュース)

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第一部会は1月29日、武田薬品工業の「不眠症における入眠困難の改善」を効能・効果とするロゼレム錠(成分名ラメルテオン)の製造販売承認の可否など3品目について審議し、承認することを了承した。ロゼレムは既に米国など4か国で承認されている自然睡眠を誘導するメラトニン作動薬。厚労省の担当者は「既存薬に比べて作用が穏やかで、ふらつきの副作用が少ないため、最初に使用する薬になり得る」と話している。

 新有効成分はロゼレムのみ。それ以外では、日本アルコンの緑内障・高眼圧症治療薬デュオトラバ配合点眼液(トラボプロスト/チモロール)の製造販売と、田辺三菱製薬の関節リウマチ治療薬レミケード点滴静注用(インフリキシマブ)の「既存治療で効果不十分な強直性脊椎炎」の効能・効果の追加の承認を了承した。ロゼレムは、既存の不眠症治療薬とは異なる新しい作用メカニズムを持つため、3月の薬食審薬事分科会でも再度審議される。


【関連記事】
【中医協】アクトスなど市場拡大再算定品目が決定
生活習慣病領域でOD錠が増加
高中性脂肪治療薬の国内フェーズ3試験を開始―武田薬品
タケプロンに効能追加申請―武田薬品
酸関連疾患治療薬の国内フェーズ2試験を開始―武田薬品

「引きずる感覚あった」=逮捕の男供述−北海道警(時事通信)
<中日応援禁止>球場締め出しは無効 名古屋地裁判決(毎日新聞)
押尾被告、3月5日に公判前整理手続き(産経新聞)
「誰かに止めてほしかった」=返事なく、犯行実行−検察側冒頭陳述・秋葉原事件(時事通信)
女流名人位戦、里見が先勝(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。