埼玉の盆栽美術館長、開館当日の朝に辞表(読売新聞)

 大宮盆栽美術館(さいたま市北区)の大熊敏之館長(51)が開館当日の28日朝、委嘱辞退届を市側に提出してきたことが明らかになった。

 市が30日、記者会見した。市は慰留しているが、辞退届には「副館長に権限が集中し、館長職は単なる対外向けの助言者に過ぎない」などの不満が記され、留任の条件として運営予算や人員の増加などを要望しているという。清水勇人市長が31日に直接面談する。

 大熊館長は週2日勤務の非常勤職員。26日に委嘱状を受け取っていた。さいたま市の利根昇・市民局長によると、開館当日の朝、美術館内で利根局長に委嘱状を返還し、委嘱辞退届を提出してきたという。利根局長は「市長と協議する」として、扱いを留保した。予算や人員面での要望について、市は「できる部分とできない部分がある。誠実に対応したい」としている。

 大熊館長はさいたま市在住。富山大芸術文化学科准教授(工芸デザイン史)で、盆栽を美術的な観点から論じる数少ない研究者として、美術館の展示監修者に招かれた。展示品の構成や展示方法、学芸員の人選などに大きな影響を与え、今年1月に館長に内定した。

 利根局長は、採算面や準備不足などを指摘する報道に触れ、「記事の内容に傷つけられたと思っている。それがかなりある」とも述べた。大熊館長は、読売新聞が開館に期待を寄せる盆栽組合関係者の声を紹介した記事に対し、「なぜ特定の人物だけを取り上げるのか。特定業界と関係した運営を行うような誤解を与える」と抗議してもいた。

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